私がうつになるまで・・・後編
みなさん、こんにちは
hide(@ehide3724)です
前回は私がうつになるきっかけを記事にしました。
今回は私がうつになるまで記事にしていきたいと思います。
ここからものすごいスピードでうつを発病します。
2か月もたたなかったと思います。
今回の記事はかなりの長文になると思います。どうぞお付き合いくださいませ。
私も自身の心の中と闘いながらこの記事を書きます。
- 必要書類がぐちゃぐちゃ
- ファイルに書類はあるものの上下がバラバラ
- ネット環境も誰でもいじれるようになっているため設定はめちゃくちゃ
- ものすごい閉鎖空間
- 陰湿ないじめ
- ついに職場で倒れる当日です。
- 最後に・・・
2017年4月に以前の仕事場から異動することになりました。
異動してすぐに私が感じたことがありました・・・
「なんじゃこりゃ!」
です。
必要書類がぐちゃぐちゃ
これはもう、異動したときに大変ショックな出来事でした。
そもそもの書類がなかったり、紛失していたりと散々でした。
私「ここの書類はどこですか?」
上司「ええと、ない?探してくれる?」
私「〇〇の書類が見つからないのですが、これがないと提出できません。」
上司「ない?探してくれる?」
私「△△の書類も準備されていません。どこでしょうか?」
上司「だから!なければ探してよ」
私「探しているのですがないからおたずねしているんです」
上司「あぁ、私の机にあったよ、はい」(無造作に渡される)
(なんだよこの上司は・・・)
私「申し訳ありませんが〇〇さんの押印がないため提出ができません」
上司「じゃぁ、明日やっておくよ」
私「今日提出しないと訓練給付費が遅れてしまいます」
上司「今じゃないとダメ?」
(おいおい・・お金に関することでしょうよ・・)
私「再来月にお金が入らなくてもよいならいいと思います」(キレ気味・・)
上司「わかったよ・・・ったく」
この押印はものの1分もあれば完了するもです。
こんな押し問答してるだけでもかなりの時間の無駄でした・・・
ファイルに書類はあるものの上下がバラバラ
もう一つ驚かされたのはファイルに挟んである書類のほとんどが
上下バラバラ
だったことです。意味わかりませんよね?
調べてみるとファイルを挟む人がその日の気分で挟むのでファイルをクルクル回さないと読みづらいわけですよ(笑)
で、ファイルを挟んでる人に聞くわけですよね。
何故、こんなファイルのはさみ方なんですか?と・・
そしたら
「上下そろってると気持ちが悪いんだよね」
・・・と
おおおおおおおいいいい
気持ちが悪いからファイルを上下バラバラにしてるの???
仕事だよ?あなた以外にも読む人いるんだよ?
でも、どうやらそもそもファイルを読む人がいないためそのようになっているようではありました。
なので、そっと直したりしてました。
ネット環境も誰でもいじれるようになっているため設定はめちゃくちゃ
これは、もうあいた口がふさがらないといいますか・・・
確かに日報や支援記録を入力するのに誰でも使用できるパソコンは必要です。
ですが、訓練給付費や助成金等、お金に関すること、また個人情報を登録しておくパソコンにまで誰でも触れるようにしているのは大変危険ですよ?
ここまでわずか3日間ぐらいの出来事です。
まぁ、でも色々と修正するために私は異動したはずなので、まだまだ私は気合十分に仕事をしていくことを決めていました。
でもまさかこの後のことで体が、心が蝕まれていきます・・・
ものすごい閉鎖空間
異動してから5日ほど経った頃に上司から「あまりも人手が足りないから支援にも出てほしい」と頼まれました(まぁ命令なのですが・・・)
私もいい気分転換になると思い「いいですよ」とすぐに返事をしてしまいました。
これが失敗でした。
支援の現場は私が作業している部屋からすぐの場所で皆さんにご挨拶をしました。
私「〇〇センターから異動してまいりましたhideです。どうぞよろしくお願いいたします」
一同「・・・・・」
え?挨拶ですよ?たった挨拶をしただけですよ?
それがきっかけだったのか何を聞いても何を話しかけても無視か生返事・・・
ある時は、
私「これどこですか?」
支援員A「・・・」(指でさすだけ・・・)
またある時は、
私「これはどこに置きますか?」
支援員B「・・・そこに・・」
私「わかりました」
上司「hideさんそこじゃないよ」
私「え?今Bさんがそこにって・・・」
Bさんこっちを見て笑ってる・・・
何か悪いことしたのかなぁ・・・・
こんなことばかりでしたよ。それでも人が相手の仕事ですから耐えてきましたよ。
ええ、耐えてましたとも・・・
でも、2週間もしてから食欲がなくなってきてたんですよね~。
・・・疲れているのかな・・・
陰湿ないじめ
これが一番耐えられなくなったことですね・・・
私が行っていた仕事は検尿セットを作る仕事で利用者さんと一緒に作っており検尿コップをたたんで試験管?みたいなものと一緒に袋に詰める作業をしていました。
その時必要になるのは段ボールとガムテープです。
かなりの検尿セット数を作るので段ボールもガムテープもすぐになくなるわけです。
ガムテームがなくなりそうだったので、私は事前に新しいものを準備していました。
ですが・・・
支援員Cさん「hideさん、まだガムテープは必要ではないので戻しておいてください」
私「え、でももうなくなりますよ・・?」
C「いらないです」
私「わかりました・・・」(そうか、完全になくなってからだすのか・・)
ここから1分も経たずして・・
C「Dさんガムテープ持ってきてー」
D「はーい」
え?
今なんて?
今いらないって言ってたじゃん・・・
私「あの・・・」
C「なくなる前に出すのは常識でしょ!」
私「だからさっきはいらないって・・・」
C「さっきはさっき、今は今でしょ、なんで出さなかったの?」
私「・・・はい・・・」(出してたじゃないかよぉ・・・)
こんなことがしばらく続くことになりました。
だんだんと食欲もなくなり、夜に寝ても中途覚醒、吐き気、めまいも症状としてでていました。妻からも心配され病院に行くよう促されましたが、私は自分に負けたくない、これは一時的なのだと自分に言い聞かせて仕事をしていました。
ですが、私の体はもう限界だったのです・・・
でも、なんとかこの状況を何とかしたい思いで上司に相談しましたが、
これが間違いのもとでありすべてが
崩壊
していくきっかけになってしまいました・・・
私は上司に、
何とかしてほしい
私が悪いことしたのか
色々・・・諸々・・・話しました・・・
でも・・取り合ってはもらえませんでした
上司「うーん、hideさんの気のせいじゃない?」
って・・・
ここで何かが
ポキンッ
と、音をたてて折れました。
あの時は仕事を終えどうやって帰路に着いたのか覚えておりません。
食欲がなくても
睡眠がとれなくても、
それでも朝はやってきます。
ついに職場で倒れる当日です。
2017年5月24日
朝、食欲もなく出勤しようとしたとき、突如家から一歩も出られなくななりました。
手も足もカタカタと震え、
悲しくもないのに涙がスーッと出てきていました。
それでも、出勤しなくてはと家をでました。
30分ほどで職場に着きドアを開けた瞬間、目の前が突然
ぐにゃり
と曲がり吐き気とめまいが襲ってたのです。
吐き気は止まらずめまいも収まらずその場に倒れこんでしまいました。
・・・実はこの後のことはほとんど覚えておりません。
職場にある保健室で意識を取り戻し早退したところまでは覚えておりますが、
どうやって家に帰ったのか、その後どうしたのか定かではありませんでしたが、確実に私の心を蝕んでいたのは確かです。
この瞬間から私とうつと長い付き合いが始まるのです・・・
おわり
最後に・・・
ここまで読んで下さりありがとうございます。大変長く読みづらい部分もあったと思いますが、当時を思い出し、いままで触れなかった心の中に手を突っ込み引っ張り出しながら記事に書き込みました。
ですが、私もこれから少しずつでも前を向くためには必要な作業であったと思っています。
また、これを読まれた方が苦しいのは自分だけじゃないんだということを少しでも感じてくれることを心より願います。
苦しいのはあなただけではありません。
一緒に向き合っていきましょう。
いつでもコメントをお待ちしております。